iTunes Matchとlalaの歴史

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iTunes Matchとlalaの歴史Beauty and Insanity先日、ついに日本でもiTunes Matchが開始されました。
さっそく有効にしてみました。
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なにはともあれまずお布施をします。
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まずは持っている曲の分析をし、そのリストをiTunes Storeのカタログとマッチングをします。残りの曲をiCloudにuploadします。その上限は25000曲です。
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すべて完了するとこんな画面になってめでたく利用開始です。
実際にはすんなりといったわけではなく、サービス開始直後の混雑もあったのか特定の曲数で処理がストップしたように見えて一旦中止して再開したりといろいろやってみましたが、止まっているように見えても内部ではしっかり処理をしているようなので最終的には放置しまくっていたら完了しました。
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こんなsmart playlistを作ってみると作業の進捗状況がわかります。
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iOSデバイスでは設定からMusicに進み、iTunes MatchをONにします。
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瞬く間にカタログデータがロードされ利用可能になります。

さて、このiTunes Matchですが日本でのサービスインが遅すぎて忘れかけていましたが、元々はLalaというサービスがあったのをAppleが買収したときの技術がベースになっていると言われていました。コンピュータ内の曲をすべてカタログ化して、それをlalaの持つ曲のカタログとマッチさせることで、該当する曲についてはログインしたどのデバイスからも視聴可能になるという魅力的なサービスで、確かアメリカ国内からしか使えなかったのですがなんやらかんやらしてまで使っていた記憶があります。

ちょっと懐かしくなったのでTechCrunchで振り返ると、おそらく最初にlalaが記事になったのが2006年。
lalalalalala…Another Way to Steal Music | TechCrunch
Lala、インターネットラジオでCDスワッピングと販売を活性化 | TechCrunch JapanLala、インターネットラジオでCDスワッピングと販売を活性化 | TechCrunch Japan
最初はCDの交換サービスだったんですね。
LaLaの挑戦-無料、合法、オンデマンドのストリーミングミュージック? | TechCrunch Japan
Lala、オンデマンド無料音楽ストリーミングをローンチ | TechCrunch Japan
次第に音楽の無料ストリーミング、ダウンロード販売を開始します。
Lalaはデジタル音楽の近未来の新しい姿を先取り? | TechCrunch Japan
この辺りで現在のiTunes Matchの原型ともいえるモデルが完成します。
音楽スタートアップの異端児LaLaがむしろ正しいやり方をしているかも | TechCrunch Japan
Google、MySpace、Lalaが提携して音楽検索・ストリーミング・サービス、Oneboxをローンチ | TechCrunch Japan
いま思えばGoogleと提携してたりしたんですね。
アップル、音楽ストリーミングサービス Lalaを買収 – Engadget Japanese
そんな中、Appleがlalaを買収しました。
Apple、秘密のクラウド戦略とLalaが最重要である理由 | TechCrunch Japan
iTunesがクラウドに向かうことは当然の予想だったといえます。
lalaのファウンダーのBill Nguyenという人は一瞬話題になった写真アプリのColorのファウンダーでもありました。
完全な「パブリック」写真共有サービスを目指すColor、オフィスも異例の「パブリック」ぶり | TechCrunch Japan
What’s Really Going on With Color Is a Small Apple Talent Acquisition – Liz Gannes and John Paczkowski – Social – AllThingsD
しかしこれまたAppleが買収したことでも話題になりました。
How Apple used its money and muscle to kill an iTunes competitor | ZDNet
ここにはAppleがlalaを買収するまでの過程が真偽はともかく書かれています。解説は以下。
AppleはこうやってiTunesのライバルを抹殺した @ ArtSaltのサイドストーリー
会社を2つアップルに買収させた超やり手起業家のお話 : ギズモード・ジャパン

この頃はimeem, echodio, iLiki, myspace music, anywhere.fm, last.fmなどなど音楽関係のスタートアップが乱立していますがいまでも元気なのはSpotifyくらいでしょうか。
最近もLEDの企業を買収したり小さな企業を多く買収しているAppleですが、実を結ぶまでの過程を振り返るのも歴史の勉強としておもしろいですね。

Posted from Drift Writer on my iPad